美容用品 WEB用と雑誌広告用の写真撮影とモデルのキャスティング

20151103

モデルを起用した撮影を行いました。今回は、美容用品を扱う企業からのご依頼です。対象の商品は、歯のホワイトニングです。雑誌広告と、WEBサイトに掲載する、イメージ写真を撮影したいとのことで、自社の特色を出すため、モデルを起用した撮影を希望されています。ご要望のモデルは、商品に適した、歯が綺麗な日本人女性のモデルです。弊社にお問い合わせをいただくまでは、ストックフォトを使用し、WEBサイトや雑誌広告を展開していたのですが、やはり、ストックフォトでは限界があり、独自に撮影するしかないとのお考えで、弊社にご依頼をいただきました。

 

◇モデルのキャスティング

今回の撮影は、モデルが重要になります。モデルの見た目も大切ですが、商品にあった、『歯が綺麗』なモデルを探さなければなりません。お付き合いがあるモデル事務所の方々に相談をしました。モデル事務所の担当者は、「モデルだから、皆、歯はきれいですよ!」との回答です。それはそうですね。クライアント様のご要望に、お応えできるか心配していたのですが、あっさりとクリアーできました。各社から、16名のモデルのリストをいただきました。クライアント様に検討していただき、8名まで絞り、オーディションを行いました。クライアント様は、オーディションを行うのが初めてとのことで、私も立ち会いました。参加したモデルは、皆、素晴らしく、そして、歯も綺麗です。皆で、悩みに悩み、1名のモデルを決定しました。

 

◇撮影体制の構築

モデルは決まりました。次に、撮影体制の構築をしなければなりません。今回の撮影は、雑誌広告とWEBサイトで使用するイメージ撮影なのですが、特にWEBサイトに使用する写真は、撮影点数が多いため、展開が早い、そして正確なカメラマンが必要です。過去に、同じような撮影をした、カメラマンを起用することにしました。カメラマンの決定後、クライアントのご担当者、カメラマン、モデル、スタジオのスケジュールを調整し、撮影日を決定しました。

 

◇撮影内容の打ち合わせ

クライアント様から、必要なイメージをヒアリングします。WEBサイトと雑誌広告で使用する、メインのイメージと、その他、必要であろうイメージをヒアリングしました。打ち合わせの内容は持ち帰り、カメラマンに伝え、撮影準備を整えます。

 

撮影当日です。クライアント様のWEBサイトや雑誌広告を見たお客様が、『問い合わせたい!』『使ってみたい!』と感じていただける撮影を心掛けます。撮影は、事前準備が整っていたため、順調に進みます。決して、流れ作業ではありません。細かくチェックをしながら進めています。やはり、経験豊富なカメラマンです。このような、撮影点数が多い場合、モデルのスキルも重要です。今回、起用したモデルは、非常にスキルが高く、撮影を助けてくれました。クライアント様が望まれていることを十分理解し、撮影に取り組んでいます。また、モデルから提案もあり、プラスのシーンを撮影しました。クライアントのご担当者は、撮影の展開の速さ、そして、想像していなかった、イメージの提案があったことで、驚かれていました。モデルの撮影が終わり、次に、商品撮影です。商品自体は小さな物です。カメラマンは、セットを変え、商品撮影をします。細かなとこまでこだわり、クライアント様に確認をしながら撮影をします。『これ!売れる!』という、嬉しいお言葉をいただきました。最近、撮影中に、良く聞く言葉です。決して、私たちのチームで撮影したから、『売れるようになる!』と言うわけではありません。撮影の雰囲気や、モデルのスキル、撮影された画像を見て、その様に感じていただき、この言葉をいただいているのだと思います。やりがいになる言葉です。今回も、このお言葉をいただきました。きっと、クライアント様に、ご満足いただけた仕事ができたのではないかと思っています。